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FXトレードを始めた人は少なからずMT4での自動売買に興味をもつのではないでしょうか。最初は無料、有料のEAでどうにかできないかと考えますが、いずれ自分の思ったようなEAが欲しくなります。そこで立ちはだかるのがプログラミングです。世の中にはプログラミングをそこまで理解しなくても自分の考えるEAが作成できるようなEA開発ツールとなるものがあります。今回は管理人がEA開発ツールのひとつである『EAつくーる』を購入して実際に使ってみた感想をまとめます。

※ちなみに管理人もプログラミングは素人レベルであり、現在勉強中です。
※MT4でいうプログラミングとはMQL4(MetaQuotesLanguageVersion4)という言語を用います。C言語に近いと言われます。

『EAつくーる』基本情報

商品名
『EAつくーる』
価格
19,800円/1年
1,980円/1ヵ月定期購入
構成
ダウンロード型 初回にログイン認証
発売・更新日
マニュアルからは2015年とありました。
その他
1ライセンスでPC2台まで使用可

※2018年1月確認

『EAつくーる』
MQL言語の学習ができ、裁量トレーダーもEA開発が可能になる!
MQL言語の学習ができ、裁量トレーダーもEA開発が可能になる!?|?fx-on.com

参照できるインジケータ

以下が売買条件に組み込めるインジケータ、要素です。

  • ローソク足
  • 数値指定
  • 移動平均
  • RSI
  • MACD
  • ストキャスティクス
  • モメンタム
  • ボリンジャーバンド
  • パラボリックSAR
  • ADX
  • カスタムインジケータ
  • ATR
  • CCI
  • エンベロープ
  • 一目均衡表
  • 一定期間の高値・安値
  • MPI
  • OBV
  • WPR
  • サヤ
  • 平均足
  • 乖離率
  • Pivot
  • 損益
  • 最終エントリー足
  • ロット数
  • 売買設定

    指値での売買の他に以下のような設定ができます。

  • トレーリングストップ
  • 取引時間指定
  • マーチン
  • ナンピン
  • ピラミッティング
  • 曜日指定
  • ドテン
  • ドテンなど結構マニアックな設定だと思います。

    使い方

    以下の画面のようにタブから自分の好きなパラメータを選択するだけでEAができあがります。
    EAつくーるUI

    作成中の段階でもその状態を保存できるので、一度作成に行き詰まったら中断することもできます。

    EAはMQL4ソースファイルで出力されますので、後から直接ソースファイルの編集なども可能です。EA開発ツールの中にはソースファイルでの出力ができないものもあるのですが、その点『EAつくーる』は優れています。

    まとめ

    管理人は『EAつくーる』は総合的に優れたEA開発ツールだと思います。基本的な売買設定や参照できるインジケータも十分な種類です。EA開発ツールは最終的に「痒いところに手が届かない」という状況になりますが、ツールでこのレベルのEA開発ができるなら十分だと思います。作成されたソースファイルについても階層が明確でコメントも記載されているため、プログラミングの教材としても優れていると思います。

    『EAつくーる』
    MQL言語の学習ができ、裁量トレーダーもEA開発が可能になる!
    MQL言語の学習ができ、裁量トレーダーもEA開発が可能になる!?|?fx-on.com

    『EAつくーる』

    こちらは現在、使用感を確認中のEA開発ツール『MT4EAエディタ』