トレードは誰しも「お金を儲けたい！」という動機で始めると思います。ある程度勉強すればどうやら損切をしないと儲けることができないことがわかってくると思います。でも私も含め多くのトレーダーが適切な損切ができなかったり、優位性が低い（もしくはわかりもしない）トレードをやってしまうのです。
本当に合理的な判断ができる人間ばかりであればもう少し投資、FXのイメージもいいと思います。管理人は前からトレードではお金以外にも「あるもの」を得られると考えています。それが合理的な判断を邪魔していると思います。「あるもの」とはなんなのでしょうか。
トレードでお金以外に得られるもの
トレードでお金以外に得られるもの…
それは「優越感」だと思います。
他にも言い換えれば、充実感、自尊心の向上などとも表現できると思います。
シンプルにいうとトレードを通じて気分がよくなるということです。
サラリーマンや主婦であれば少額であれ、トレードでお金を稼ぐことができれば組織に属することなく、自分の力、判断で稼いだお金ということでそういった感情は自然なことだと思います。
「お金も増えて」、「優越感」も得られる…
さらにポジションをもっている間はドキドキ感もあります。
しかしこれではトレードが「刺激的」すぎるのです。
優越感を得ようとすることの弊害
トレードから優越感の類の感情を得ようとするとプラスの結果（＝儲かること）しか許容できなくなります。
トレーダーは必ず、惨めなドローダウン期間（資産が減少する期間）を耐えなければなりません。その時には優越感など得られず、屈辱的な気持ちになるものです。
もちろんトレーダーのあるべき姿は長期の目線でリスクを受け入れ、想定された資産の増減には一喜一憂しない。だと思います。
しかしこれはそんな簡単なことではないと思います。
優越感を満たそうとする誘惑は様々
個人のトレード結果以外にもトレードでは優越感を得られます。
そして私たちはトレード以外でも「優越感」の獲得に飢えています。
この「優越感」に対する渇望がトレードを狂わしてしまうことの大きな原因だと私は思います。実際、トレードで富を集めれば大抵のことはできます。これは間違っていません。
しかしサラリーマンで自分は万年平社員だと言っている人が、トレードなら将来タワーマンションに住んで若いモデルと結婚できると考えていたりします。これはさすがに極端ではないでしょうか？（だ、だれのことだろう…）
上記の感情が好ましいものではないことはトレードを始めたばかりの人でも何となく感じるのではないでしょうか。
しかし人は目先の「優越感」の獲得を簡単に選んでしまうのです。その結果多くは優越感は得られず、お金も失うことになります。証券会社の残高を示す数字は大切なお金であることを知っていながらです。
どうすればよいか
STEP1
STEP2
STEP3
STEP4
個人的にはSTEP4が大事だと思います。その理由は我慢だけでは限度があるからです。
自分が幸せを感じることをなるべくやることだと思います。たまにはブランド物を買ったり、トレード成績の自慢だってしていいと思います。ようはバランスです。
実はお金がなくても行動さえすればわりと色々なものが手に入る素晴らしい時代だとも思います。
まとめ
トレードは長丁場です。頑張りましょう。
