トレーダーなら一度はシグナル配信に興味を持ったことがあると思います。私の数々の有料シグナル配信に手を出した経験からシグナル配信との上手な付き合い方、注意点をまとめさせていただきました。
シグナル配信とは
想定しているシグナル配信とは自動売買ではないコピートレードのこと。メールなどで「6/22 15:00 USD/JPY 買」などのシグナルが届き、それに沿った売買をすることをイメージしています。
良いシグナル配信をどうやって見つけるか
有名どころのシグナル配信者は私の思った以上に上手くやっていると思います。私の判断基準はかなり緩く年間30回程度トレードしてプラスマイナス0であれば上手くやっているという判断です。
プラスマイナス0だと有料のシグナル配信であれば「全然儲からないじゃん!こっちは金払ってるんだぞ!」と思いたくもなるのですが、プラスマイナス0どころでは済まないシグナル配信も多いのでそう考える次第です。
成績が公開されていること
いや当たり前でしょ?と思われる方がいるのはわかります。でも継続的、かつ一貫性(ここ大事)を持った成績公開をする人は少ないです。何にでも通じることですが、うまい話を簡単に信じないことです。
・最大ドローダウンがわからない
・最大含み損がわからない
・最大ナンピン数がわからない
などはしっかり確認すべきでしょう。
「さっきの損切はメルマガでもお試しといっていたように少額でのエントリーでした」
「さきほどは大きく取れました!」
利益が確定できたトレードのロットを大きく、損切したトレードのロットを小さくすれば勝っているように見せることもできますからね。
シグナル配信サービスが継続して行われている
これは自動売買と同じですね。最低でも1年程度の配信実績があることが最低ラインかなと思います。
シグナル配信を活用する際の注意点
優良なシグナル配信を見つけ、それらを活用する際の注意点となります。
トレードスタイルを理解し、レバレッジをかけすぎない
上記のように儲かっている、儲かるであろうシグナル配信があったとしても、レバレッジによってはドローダウン箇所で口座資金がなくなってしまいます。これは長期保有型のシグナル配信で特に当てはまるのですがドローダウンが300pips程度(もしくはそれ以上)になることもあります。
ドローダウンを想定して余裕をもったレバレッジでトレードしましょう。
シグナル配信に沿ったトレードができる環境作り
国内業者であればスマホだけでもいいと思いますが、海外業者を利用したり、複数の口座を使い分けたいなら、セキュリティの面は注意した上でスマホからリモートデスクトップでVPSや自宅PC(この場合、自宅PCの電源をずっと入れておく必要はありますが)にアクセスするのがおススメです。
シグナルに対して裁量を入れ方
見送り、手動決済など裁量を入れるのはいいのですが、そのために大きな利益を逃してしまったりすれば本末転倒です。シグナルはシグナルとしてあまり裁量を入れずに付き合うのが私のおススメです。
裁量とシグナルがなんとかバランスとって運営できていればいいのですが、どちらも不調の時、かみ合わなくなる時が必ずきます。有料、無料に関わらずせっかくシグナル売買するなら任せてしまい、裁量トレードするなら口座をわけやるべきだと思っています。
この考えだとシグナルに沿ったトレードを辞める際もシンプルに「優位性ないからやめる」と素早く判断できますからね。